贅沢な退屈
食べるのも、うごくのも、めんどくさい。
いやだな、と思っている。すべてが。
たぶん、すごく退屈なんだと思う。
心ウキウキすることや、集中できること、深く癒される場所がない。見つける気も、あまりない。
かといって、何かを頑張るのも、今は嫌だ。
何もしないことを、集中して行なっている。
ただ、時間を消費している。
でも、そもそも人生ってこんなもんなのかもしれない。
暇つぶしのついでの人生、とは誰が言った言葉だったかな。
又は、こう、退屈でいられること、何もしないことが、何よりも幸せなのだとも思う。
贅沢な悩みだ。
そう思うと、結婚しない人が増えているのもうなずける。
男の人は、別かもしれないけれど(そんなそとがないのもよく分かっています、マイノリティ、マジョリティといった話)、結婚しても家事や手間が増えるのは女の人の方が多いじゃないですか。
結婚したら、そういうこと、請け負う必要が男女問わず大なり小なり背負って、ぼーっと退屈する時間がなくなるなら、まぁ、今のままでいいかな、って、思う気持ちも、なんとなく今ならよく分かるかもしれない…